時計のオーバーホールをする頻度とは?

時計のオーバーホールをする頻度とは?費用相場や適切なタイミングも解説

時計のオーバーホールをする頻度とは?費用相場や適切なタイミングも解説

時計を長持ちさせるために必要なオーバーホール。
時計は一生ものとはよくいったもので、定期的なメンテナンスを行うことで長持ちします。本記事では、時計のオーバーホールをする頻度と費用相場などを詳しく解説していきます。オーバーホールの適切なタイミングも解説していくので、チェックしてみましょう。

時計のオーバーホールとは

オーバーホールとは、簡単にいうと時計を分解し1分1秒でも長く身に着けられるように清掃するための方法です。そのことから、「分解清掃」とも呼ばれます。大切な人からの贈り物などでいつまでも使っていたいのであれば、時計のオーバーホールは欠かせません。

・時計のオーバーホールの作業内容

・時計のオーバーホールをする理由-しないとどうなる?

まずは上記2つの観点から、オーバーホールについて簡単に解説していきます。

時計のオーバーホールの作業内容

時計のオーバーホールの作業内容として、まずは一度分解して時計が正常に動くように清掃をします。
分解から元の状態に戻すまでの作業工程は、以下の通りです。

1.分解
2.洗浄
3.組み立て
4.注油
5.調整
6.性能チェック

分解は専用の道具を使って自動巻機構を取り外し、異常個所や交換が必要な部品の確認をしていきます。
次に分解したパーツを専用の洗浄機を使って洗浄することで、劣化した油や汚れなどを落として新品に近い状態にまで戻します。
洗浄後は部品の状態を確認し、注油しながら組み立てをして調整していきます。物によっては0.数ミリ以下、髪の毛よりも細い部品がある時計の機械の分解や組み立ては、とても繊細で専門的な技術と知識が必要とします。
内部の組み立てが完了したら、針や文字板を取り付けます。その後機械をケースに収め、精度検査、防水検査などの厳重な各種チェックが行われます。
また、同時にケースやベルトなどの外装部品は洗浄され、長年使用してこびりついた汚れをしっかりと落とします。場合によってはその後ケース・ベルトの研磨を行う事もあります。

時計のオーバーホールをする理由-しないとどうなる?

そもそも時計のオーバーホールをする理由とは何でしょうか。
時計内部の機械に使われている部品には潤滑油が塗布されています。その潤滑油が劣化するのが一般的に3~5年といわれています。劣化した潤滑油は流れ落ち、パーツ同士が直接触れ合い、摩耗や劣化を引き起こし、時計の動作に悪影響を与えてしまうのです。オーバーホールをしていない時計を使うということは極端な話をすると、いつ止まってもおかしくない危険な状態で時計を使っているということになります。
つまり時計を長く使う上でオーバーホールはとても大切なことなのです。

時計のオーバーホールの頻度と適切なタイミング

今まで時計を長く使う上でのオーバーホールの大切さを説明してきましたが、ではオーバーホールはどれくらいの頻度で行えばよいのでしょうか。ここではそのタイミングを説明してみましょう。

・機械式腕時計の頻度
・クォーツ式腕時計の頻度
・時計のオーバーホールの適切な頻度は3~5年

ここではオーバーホールの頻度について、時計の種類ごとに解説していきます。

機械式腕時計の頻度

現在では使用する油の進化等により機械式時計のオーバーホールの期間は伸びてきているといわれていますが、それでもまだ3~5年のサイクルで行う事をお勧めします。ただし使用頻度が低かったり、ダイビングで使うなど過酷な環境で使用したりとその時計の使い方によって必要なタイミングは大きく変わってきます。もし不安がある場合は時計店スタッフに相談してみましょう。
使用状況にもよりますが、時計を毎日使ったり身に着けた状態のまま水に濡らしてしまうなどの使い方をするともっと頻度は早まります。

クォーツ式腕時計の頻度

クォーツ式腕時計は電池とモーターで動くため機械式腕時計に比べオーバーホールをしなくても長く動き続けます。しかし実際には、機械式腕時計と同じように歯車で動いている為3~5年で潤滑油の劣化が起こっているのも事実です。
時計がずれず、電池さえ交換していればきちんと動き続けているのだから、問題ないとも言えますが、できることなら機械式腕時計と同じように定期的なオーバーホールをお勧めします。

時計のオーバーホールの適切な頻度は3~5年

ここまで腕時計の種類ごとにオーバーホールの頻度を解説してきました。
機械式・クォーツ式共にできることなら3~5年のサイクルでのオーバーホールが望ましいことがお分かりいただけたと思います。しかし、近年は潤滑油の性能が上がり、メーカーによってオーバーホールの推奨品度が異なるようになってきました。
基本は3~5年と覚えておき、実際にご自身の時計のオーバーホールサイクルはどれくらいが望ましいのかを確認しておきましょう。メーカーの推奨期間は取扱説明書に記載がありますし、もちろん時計販売店のスタッフに確認すれば教えてくれます。

時計のオーバーホールに関するよくある質問

最後に時計のオーバーホールに関するよくある質問を紹介していきます。

・時計のオーバーホールは不要?
・時計のオーバーホールは10年間しなくても良い?
・メーカーのオーバーホールの費用が高いのはなぜ?
・メーカー以外でオーバーホールを頼むリスクはある?

それぞれチェックしていきましょう。

時計のオーバーホールは不要?

本記事でも紹介した通り、時計のオーバーホールは必要です。しかし頻繁に行う必要はないので、先述した各メーカーの推奨タイミングを目安にオーバーホールを行ってください。

時計のオーバーホールは10年間しなくても良い?

利用者によっては、10年以上使っているけれど1度も時計のオーバーホールしたことがないという人も中には存在しています。ですが利用し続けているということは、必ずどこかで不具合が生じるのは明確です。
油の劣化や、歯車の摩耗など。まだ動いているからオーバーホールしなくても良いという考えは非常に危険ですので、使用している時計に合わせたオーバーホール頻度を心掛けましょう。

メーカーのオーバーホールの費用が高いのはなぜ?

メーカーのオーバーホールの費用が他と比べて高い理由として、メーカーのオーバーホールには「摩耗した部品の交換」があらかじめ含まれている点が挙げられます。点検費用だけではなく、部品交換という費用が含まれているため金額が高くなっている傾向にあります。ですが部品交換だけで数十万円もかかるわけではありません。

・新作時計の開発費
・広告費
・技術者の育成など

オーバーホールが高い理由のほとんどが、上記に充てられると考えて構いません。ですが金額は高いものの保証が付いて絶対的な安心感が得られるため、各メーカーに直接オーバーホールを依頼する人は多いのです。

メーカー以外で時計のオーバーホールを頼むリスクはある?

メーカー以外で時計のオーバーホールを頼むリスクとして、純正パーツが使われない可能性が考えられます。純正パーツは金額が高く、在庫がない場合は結局取り寄せになります。そうなると時間もかかるので、消耗パーツなど代用パーツを使って修理をするところも少なくありません。万一代用パーツが使用されてしまうと、今後メーカー正規店での修理が不可能になる場合が考えられますので、できるだけメーカーでの修理が望ましいといえます。

まとめ:時計のオーバーホールをする頻度は使う人の時計への思いが決める

時計のオーバーホールをする頻度と費用相場、さらには適切なタイミングも解説してきました。
時計の修理は特別なものと思われがちですが、実は多くの「物」の修理と同じです。「傷み始めると使っている人が少しずつ違和感を覚え始め、次第に見過ごせない状況となり、ついには修理をすることになる。」
しかし時計はその見過ごせない状況になることを定期的なオーバーホールで回避することができるのです。大切な時計を少しでも長く使うために、時には時計に向き合いオーバーホールをされてみてはいかがでしょう。

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