今年の夏が楽しみです。歴史的傑作の復刻モデル SEIKO SBDX035 の画像。
悪夢のような4月が終わりました。コロナウイルスの感染拡大で営業自粛しておりますが、時短営業からでも良いので出来るだけ早い時期に営業再開が出来ないかなあと、心から思うOne Third Stomach溝正です。
SEIKO Ref.6159 (写真のモデルは極初期のモデルではありません)
1968年、ユーザーのプロダイバーから飽和潜水に耐えられるダイバーウォッチが無いという指摘を受け、SEIKOの開発スタッフが設計・開発に着手し、1975年に世界初のチタンケースを採用した飽和潜水対応の600m防水のダイバーウォッチを完成しました。当時としては、世界的に見ても驚くほど力の入った、本当に高性能なダイバーウォッチでした。2重構造のケースの外側にはチタン製のプロテクターを装備、世界最高水準の水密性・気密性・耐食性・耐擦傷性などの耐久性能を持っていました。蛇腹式のポリウレタンストラップの採用も画期的でした。このRef.6159の外装は、驚くべき事に23件に及ぶ独自技術(特許、実用新案、意匠登録)が投入されていました。
今年の夏(予定の変更が無ければ)、この歴史的な傑作ダイバーウォッチの復刻モデルが発売されます。
SEIKO プロスペックス SBDX035 数量限定1,100本
価格 ¥495,000円(税込)
自動巻(cal 8L35,28800/h,日差+15秒~-10秒,パワーリザーブ50h,石数25石,カレンダー)
ステンレスケース(ケース横52.4㎜縦53.5㎜厚17.7㎜),1000m飽和潜水用防水,耐磁性能40,000A/m
サファイアガラス、シリコンバンド、ネジロック式リュウズ、ワンピース構造ケース、逆回転防止ベゼル
上の写真のモデルが、本来は8月8日に発売される予定の初代ツナ缶の復刻モデルSBDX035です。
1975年製のモデルのデザインをかなり忠実に再現しています。特徴的な2重構造のケース、4時位置のリュウズの取り付け方、ワンピース構造ケースの特徴的な裏側など、なかなかの出来です。
2020年の現在ならではの改修箇所としては、ベゼルにエバーブリリアントスチール(従来の高級時計に用いられているステンレス以上の耐食性と白く美しい輝きを持つ新素材)を採用、文字盤に純鉄を使用し耐磁性能を40,000A/mまで向上、飽和潜水に対応した防水性能は1000m防水となっています。
今回発売されるSBDX035は、僅か1100本の数量限定での販売です。私共の店舗にも入荷は予定されていますが、何本の入荷なのか決まっておりません。ご興味をお持ちのお客様、いつ何本入荷するのか分かりましたら、直ぐにこのブログでお知らせいたします。今暫く御待ち下さい。
今年の新製品の多くが、発売時期の変更を予定しています。詳しいスケジュールが早く決まり、御客様にお伝え出来るようになるのは何時になるのか、などと考えつつ本日はここまで。