1/24<Fri>~ ブライトリング価格改定となります!
戸澤2025.01.22
2023.08.13
エベラール
皆さんは、お盆休みをどのようにお過ごしでしょうか。私は、15日に妻の実家へ行きお仏壇に手を合わせてくる予定です。コロナ以降、お墓の掃除やお参りに行っていないことが気になる、One Third Stomach 溝正です。
小林時計店 魚町店 2階奥に、EBERHARD(エベラール)のコーナーが設置されております。EBERHARD(エベラール)は、最も早くからクロノグラフの製造・販売に携わり、イタリア海軍士官用オフィサーウォッチや、イタリア空軍アクロバットチーム フィレッチェトリコローリの正式時計の採用などで、イタリア国内では大変よく知られた時計ブランドとなりました。また、フィアットグループの会長でイタリア国内のみならず、世界中のセレブに伊達男として知られたジャンニ・アニエッリ氏が生涯愛用していたことで良く知られています。
1950年代は、時計の開発競争が最も激しかった時代です。顧客の様々なニーズに応える為に、熾烈な開発競争が繰り広げられておりました。中でも、高い防水性能を持つ実用性の高いダイバーズウォッチの開発には、各メーカーが持てる技術の全てを注ぎ込んで鎬を削る激しい戦いとなっておりました。1959年にエベラールは、「スカフォグラフ100」と「スカフォグラフ200」を発表しました。上の写真は、「スカフォグラフ200」の写真です。高い潜水実用性能だけでなく、日常生活にも取り入れられる洗練された外観を併せ持っていました。「スカフォグラフ200」は、12時・3時・6時・9時位置に印象的な大型の三角形のインデックスを持ち、同時代に開発されたダイバーズウォッチと比較しても大変お洒落な印象でした。
「スカフォグラフ200」の成功で更に開発に力を注ぎ、1964年には「スカフォグラフ300」が市場に投入されます。開発はその後も続き、1983年に発表されたプロフェッショナルダイバーバージョンでは最大深度1000m防水を達成しました。
2016年には、初代スカフォグラフ300の復刻モデルとして「スカフォグラフ300」が新たに開発されました。このモデルは、2016年度ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)スポーツウォッチ部門グランプリを受賞しています。この受賞で、エベラールの時計の美しさが再認識される事となりました。
エベラール スカフォグラフ300 MCMLIX (41034VS.09CP)
自動巻(28,800振動/h、パワーリザーブ38h)、ステンレスケース(ケース径43mm、厚12.6mm)
反射防止加工凸状サファイア・クリスタル風防、ねじ込み式リューズ、セラミック製逆回転防止ベゼル
ヘリウムガス・エスケープバルブ(9時位置)、スターフィッシュ柄の刻印の有るねじ込み式裏蓋
ビンテージ調蓄光付きの三角形デザインのインデックス、ビンテージ調レザーストラップ(グリーンステッチ)
価格 ¥558,800円(消費税込み)
上の写真は新しく追加された、グリーンベゼル・グリーンダイヤルの「スカフォグラフ300 MCMLIX」の画像です。このシリーズは、スカフォグラフ誕生60周年を祝う為のスペシャル・エディションとして発表されました。因みにMCMLIXの意味は、スカフォグラフコレクションの誕生年をローマ数字で表したもので、1959年という意味だそうです。
裏蓋の中央には、スカフォグラフコレクションのマークとして「スターフィッシュ(ヒトデ)」の刻印が施されています。何となく微笑ましい印象の裏蓋です。厳ついイメージのダイバーズウオッチが多い中、シックな装いにもピッタリと合うモダンな外観を持つ「スカフォグラフ300MCMLIX」は貴重な存在だと思っております。また、写真はレザーストラップ仕様ですが、ラバーストラップ仕様とステンレス ブレスレット仕様もございます。
只今、小林時計店ではエベラール セーブ・ザ・リーフ フェアを開催中です。今回のフェアでエベラールの時計を御購入頂くと、エベラールの時計一本御購入に付き、養殖用サンゴ一株の寄付に参加することが出来ます。貴重なサンゴ礁保護に参加出来る、大きな意義を感じて頂ける企画です。御購入の特典として、エベラール オリジナル キャップの御用意もございます。また、御購入には84回無金利のショッピングローンも御利用いただけます。詳しくは、スタッフまで御問い合わせください。
エベラールは、9月15日に価格改定が予定されたおります。気になった御客様、値上げになる前に御覧になり腕に着けてお試しになってください。きっと気に入っていただけると思います。
次回のブログでは前回予告した通り、ロイヤル・アッシャー・ダイヤモンドのオリジナル カットの製品について投稿しようと思っております。今から投稿内容について、よく考えねばと思いつつ、本日はここまで。