BULOVA(ブローバ)の新製品の御紹介です。
営業自粛でお店は閉めておりますが、水曜日を除く毎日午前11時から午後4時まで、社員が交代で出勤して営業再開に向けて様々な仕事をしております。忙しいことを理由にして、日頃からやっていなければならない仕事を、かなりサボっていたなあと反省しているOne Third Stomach溝正です。
小林時計店 小倉店では、BULOVA(ブローバ)の時計も取り扱っております。ブローバは、1875年にニューヨーク・マンハッタンに宝飾店『BULOVA(ブローバ)』として創業しました。1911年からは、懐中時計とクロックの製造と販売を開始、1923年にブローバ・ウォッチ・カンパニーに改称しました。そして、1960年には音叉式電子時計アキュトロンを発表、当時としては驚異的な月差1分以内という高精度を実現しました。アキュトロンは未来的で斬新なデザインが注目され、高い人気を誇るヒットモデルになりました。今でもコレクターアイテムとして、日本国内でも高い人気が有ります。
今年、ブローバから新製品が発表されました。かつて米軍が使用していた時計をモチーフとして、MILITARYというシリーズ名で3点の自動巻の時計が、先月末ごろ小林時計店にも入荷しました。
BULOVA 96A245 Military
自動巻、SSケース(径42㎜厚14.1㎜)、カーフストラップ、サファイアガラス、3気圧防水
価格¥63,000円+税
上の写真の時計は、第2次大戦後に試作されたパイロットウォッチがベースになったモデルだと思われます(以前ブローバから発売されていた限定品のダイヤルの色違い色のモデルだと思うのですが)。特徴的なのは、3個並んだリューズです。3時位置にあるリューズが、時刻合わせやゼンマイの巻き上げなど通常の時計操作の為の物です。2時位置のリューズは、文字盤の一番外側に設置された分表示ダイヤルを回す為の物です。4時位置のリューズは、外側から2番目の位置に設置された12時間表示ダイヤルを回す為の物です。中々良い雰囲気ではないでしょうか。
BULOVA 98A255 Military
自動巻、SSブラックPVDケース(径38㎜厚13.5㎜)、カーフストラップ、ミネラルガラス、3気圧防水
価格¥43,000円+税
BULOVA 96A246 Military
自動巻、SSケース(径38㎜厚13.5㎜)、カーフストラップ、ミネラルガラス、3気圧防水
価格¥39,000円+税
上の2つの時計は、米軍が使用していたミリタリーウォッチ風のデザインが施された、自動巻3針の少し小さめのケースのシンプルな時計です。カレンダーを排除し、12時間表示と24樹幹表示を書き込んだ少し印刷がチープな印象の文字盤が良い感じです。これはお願いですが、ご存知の方がいらっしゃいましたら教えて頂けませんでしょうか。ブラックPVDのケースは、実際に軍用として使用された事があったのでしょうか?。私は、存じ上げないのですが。個人的には、通常のSSケースの方がらしく見えるのですが、如何でしょうか。
BULOVA Militaryシリーズの3機種の新製品は、価格も手頃で気軽に使えるカジュアルな時計です。気分転換にこんな時計も良いと思います。小林時計店 小倉店2階に展示されていますので、お立ち寄りの折にはBULOVAの時計も是非ともご覧になって下さい。
お店のシャッターを開ける事が無いのが、少々寂しく感じております。早く通常営業に戻って欲しいと心から願いつつ、本日はここまで。