BALL WATCH トレインマスター スタンダードタイムの画像
9月も本日を入れて5日間、一年の4分の3が終わる事になります。今年はコロナウイルスの感染拡大が有り、4月と5月は何も出来ない内に通り過ぎてしまいましたので、何だか今年の9か月は大変短く感じております。9月の僅かな残りの数日を充実した日々にしたいと願う、One Third Stomach溝正です。
BALL WATCHという時計メーカーは、アメリカの鉄道事業の発展に大きく関わった時計メーカーです。鉄道事業が本格的に稼働を開始した頃、殆どの地域で複線化は進んでおらず単線の路線ばかりでした。定められたスケジュールに従って列車が走行していれば問題ないのですが、時刻情報の共有という点で確実性に欠けていた時期でしたので、大きな列車事故も起こっていました。
列車の運行を定められた時刻表の通りに行う、その為に正確な時刻情報の共有が不可欠であり、その実現の為には正確な時計が必要である事を説き普及に努めたのがBALL WATCH 創業者ウェブ・C・ボール氏です。
上の写真のモデルは、BALL WATCHスタンダードタイムといいます。BALL WATCHのオフィシャル・レイルロード・ウォッチをイメージした時計です。この視認性の高い文字盤は、ホワイトラッカーを丹念に塗り重ねて磨きだした「コールドエナメル」と呼ばれる手法で、透明感のある白を創り出しています。焼成エナメルの文字盤を思わせる美しいアラビアインデックスの文字盤は、この時計最大の魅力です。
裏蓋にはサファイアクリスタル製の窓が有り、搭載されているCOSC認定クロノメーター自動巻ムーブメントの動きをご覧になれます。
文字盤と針には、BALL WATCHの特徴の一つである自発光の夜光システム マイクロガスライトが14か所に設置されています。カーブの付いたサファイアガラス製風防は、反射防止処理がされており映り込みは殆どありません。
BALL WATCH トレインマスター スタンダードタイム(NM3888D-S1CJ-WH)
自動巻(28,800振動/h、COSC認定クロノメーター)、ステンレスケース(ケース径39.5㎜、厚11.15㎜)
無反射コーティング サファイアガラス製風防、耐衝撃性(5000Gs)、30m防水
価格¥255,000円+消費税
古き良き時代の鉄道時計を思わせるBALL WATCH トレインマスター スタンダードタイム、中々良い雰囲気の時計ではないでしょうか。オススメです。
明日の日曜日も、たくさんの御客様の御来店が有る事を期待しつつ、本日はここまで。