ZEITWINKEL°(ツァイトヴィンケル)の代表的なモデル、『ZEITWINKEL°273°』の画像
昨日の第三木曜日は、月に一度の店休日でした。お店がお休みですから、緊急の連絡が入ることも有りませんので心からリラックス出来ました。10月も残り三分の一、ここからが正念場だと自分に言い聞かせ気合を入れなければと思うデブ、メタボ溝正です。
上の写真は、ZEITWINKEL°の時計の中で、最も人気のあるZEITWINKEL°273°の文字盤下の画像です。
鱗のような模様が全体に入っているのが見えていますが、よく見ていただくと鱗模様のサイズが大きい所と小さい所が有るのがお分かりになりますでしょうか?。
この鱗のように見える仕上げをペルラージュ加工と言います。ペルラージュ加工は、仕上げを施すパーツのサイズに合わせて工具のサイズを変えて行うそうです。ペルラージュ加工すると丸く磨きがかかるのですが、これを定められた間隔で重なり合わせるように加工すると、上の写真の様な美しく規則正しい鱗のような模様に仕上がります。
上の写真は、ムーブメントをローター側から見た写真です。筋目模様が見えますが、これはコート・ド・ジュネーブと呼ばれる仕上げです。ZEITWINKEL°のコート・ド・ジュネーブは、他メーカーに比べて少し幅広で深めです。写真に写っている機械の裏側にも、部品を取り外さなければ絶対に見えない箇所まで、入念にペルラージュ加工が施されています。
更にプレートやローターなどのパーツのエッジは、手作業で面取り加工が施され、殆どの歯車はベリリウムカッパー製のサイクロイド歯車(歯が傷みにくく動力伝達効率が高いそうです)になっています。
ZEITWINKEL°273°
価格¥1,458,000円(消費税込み価格)
316Lステンレスケース(ケース径42.5ミリ、厚さ13.8ミリ)
自動巻(自社キャリバーZW0103、ビッグデイト、パワーリザーブ)
5気圧防水
フォールディングバックル付き手縫いカーフ型押しストラップ
※フォールディングバックル付きラバーストラップもお選びいただけます
スイスの小さな時計メーカーが、心を込めてコツコツと手作りしている、奇跡のような美しさのムーブメントを搭載した、スイス時計業界最後の良心ではと思わせる逸品を、是非とも手に取ってお確かめになってください。御来店、御問合せを御待ち致しております。
ZEITWINKEL°(ツァイトヴィンケル)について、一人でも多くのお客様に知っていただきたいと心から願いつつ、本日はここまで。
※上の写真は、私の私物です。大変気に入っております。