密かに人気を集める “G-LIDE(ジーライド)”
戸澤2025.04.18
2016.11.03
ツァイトヴィンケル
さて問題です。
ZEITWINKEL
これはいったい何と読むでしょう?
答えは10行後・・・
正解は「ツァイトヴィンケル」でした~。
小林時計店にちょくちょく来られているお客様なら、簡単な問題ですよね。
ちなみに「ツァイトヴィンケル」の「ツァイ」の部分は歯の内側に舌をつけて「ツァイ!」と発音しないとスイス人には伝わらないので気を付けてください。ここ、試験に出ますよ~(・・・意味不明ですね汗)
おふざけはここまでにして、これからは真面目に・・・
真面目に書かないと怒られます汗
なにせ、このツァイトビンケルというメーカー、本当に真面目に、ひたすら真面目に時計のことを考えて作っているメーカーなのですから!
その時計に対する徹底したこだわりは、他のスタッフのブログを見ていただければ、十分わかると思いますので、そちらにゆずるとして(決して説明が面倒なわけではありませんよ、決して・・・汗)、
私が今回おススメしたいのは、このフェア中に行われるイベントです。
そのイベントとは、「時計の分解・組立デモンストレーション」
この11月5日と6日の二日間に行われる、このイベント。
時計修理技師の佐藤 努氏により文字通り、ツァイトヴィンケルの時計をお客様の目の前で分解し、組み立てるまでを説明をしながら行ってくれるという凄いイベントなのです。
いや、何が凄いかわからない・・・
そりゃそうですよね 😛
では、私から何が凄いのか、そして、このイベントに来る価値はどこにあるのかのご説明を・・・
① 佐藤努氏が凄い
今回来られる佐藤氏、元パテック・フィリップやショパールの代理店をしていた一新時計のサービスステーション出身の凄腕の技術者。現在はツァイトヴィンケルの日本サービスセンターも務める(株)ゼンマイワークスの代表でいらっしゃいます。
技術のある技術者は多くいらっしゃいますが、佐藤氏が素晴らしいと私が思うのは、技術はもちろんプラスその語り口。
時計の内部というのは、本当に細かく、わかりにくくて言葉にする事が非常に難しい・・・。
それを丁寧にわかり易く、かみ砕いて説明する事ができる技術者の方はなかなかいらっしゃいません。
初めて佐藤氏がお話をしている姿を見たとき、この人は本当に技術者なんだろうか・・・?
と思ったくらいです(褒めてます・・・汗)
以前働いていた会社では多くの技術者の方とお会いしましたが、こんなに技術があってしゃべりの立つ技術者の方は中々いらしゃいませんでした(再度書きますが、褒めてます・・・ほんとに汗)。
佐藤氏のその人柄は、氏の会社のブログを見ていただければお分かりいただけます。
同時に、このブログを見ていただければ、その修理に対する真摯さも伝わると思います(ふざけていらっしゃるように見えますが、なかなか自分の作業をここまでオープンにされている方も珍しいですし、すごいことやっているのに軽~く書いているのが凄いです・・・あっ、もちろん褒めてますよ!汗)。
② ツァイトヴィンケルの内部が見えるのが凄い
ツァイトヴィンケルは裏ぶたがスケルトンになっていて、内部の機械を見ることができます。
しかし、ツァイトヴィンケルは自動巻き時計。ローターが邪魔をして、その機械の全貌を見ることは難しい。
この写真をご覧ください。
これは機械の文字板側の写真です。
本来文字板で隠れてしまう所にまで、びっしりと紋様が入っています。この他にも、パーツが重なって見えなくなるところにも、当然のように紋様が入っているのです。
これは、ケースから機械を出してみないとわからないことです。さらに分解をすればすべてを見ることができるのです。
今回のイベントではそれをご覧になっていただくことができます。
ふつうに時計と接していても、ここまで見ることはできませんよね。
・・・いかがでしょうか?
わたしのつたない説明ではなかなか魅力をお伝えしきれていないかもしれませんが、めったにないこの機会。
是非ご来店いただき、このイベントに参加されてみませんか?
イベントは 11月5日(土)と6日(日)の二日間。
大切なのでもう一回・・・イベントは11月5日(土)と6日(日)の立った二日間です!
是非ご来店ください!!