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タグホイヤーの新作フォーミュラ1、テーマは「ニューノーマル」

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みなさんこんにちは、こんばんは

先日、健康診断で初めてのバリウムを体験した熊谷です。

話したいことはたくさんあるのですが…一番はぐるんぐるん自分で回されたのが印象で、頭が下になるように回されたときは「大丈夫か!?」となりました…

さてさて!今日はタグホイヤーのずっと待っていたF1のカラーが入荷しました!!!

この白・赤・黒のカラーが私自身も一番の推し色であり、一番の人気色で全国でも品薄状態になっています…

※アイルトンセナを背景にパシャリ!公式にも記載はないのですが、アイルトンセナが乗っていたマシンのマクラーレン MP4/4をイメージしたカラーリングに近いのでイメージしているのかもしれません

基本スペック

・型番:WBY1111.BA0042

・ムーブメント:ソーラーグラフ(TH50-00)

・素材:ステンレススチール

・ケース径:38mm

・防水:100m

スポーティなカラーリングが特徴で、いろんなところでの広告としても使用されるのがこのモデル

歴史やデザインもさることながら、実は本当にすごいのはこのムーブメント…

TH50-00というソーラーグラフを搭載しており、これが実はすごいのなんの!

魅力を話し出すと非常に長くなるのですが、見えないところに秘密がたくさん隠されているので、今日は少しこの凄さを語らせてください…

まずはスペック面のお話なのですが、こちらのソーラーグラフは1分間、照射をすることで1日動き続けることができ、フル充電をすると光にあてなくても10か月間動き続けるとのこと

この素晴らしいムーブメントを語る上で欠かせないのが、「複雑時計の女王」と呼ばれる キャロル・カザピ氏の存在

カザピ氏は2020年からTAGホイヤーのムーブメント開発の全権を担っており、ムーブメントラインナップの再構築を図っています。

そんなカザピ氏の「ニューノーマル」が目指すべき目標はスイススタンダードの底上げだということ、「新常識」ということ。

特に今回のTH50-00に関してもカザピ氏の手が加わっており、品質、性能、耐久性が大幅に向上しています。

このムーブメントの数字である「50」はラ・ジュー・ペレとの自社製を表しており、

この数字が20であれば、従来のホイヤー02ムーブメントをさらに改良したもの(TAG自社)

31が三針の自社製ムーブメントでAMTとの共同開発 と数字でムーブメントの種類がわかるのもマニアックな話…

カザピ氏の新常識「ニューノーマル」戦略に沿ったこちらのムーブメントについて、

「TAGホイヤーの時計は5年保証になったじゃないの?でも通常のクオーツじゃ5年も電池が持たないじゃない?二次電池のソーラーだったら耐久性は15年になるわ!」と言ったとか言わないとか…

そんなわけでこのTH50-00が誕生しました!

ちなみにアクアレーサーにもソーラーグラフのモデルがあり、同じTH50-00を搭載していますが、新しくフォーミュラ1に搭載するムーブメントはさらにアップグレードされているそう…常に進化・深化をしているところがすごい…

そしてまた見えないポイントについては、こちらの写真のF1にはリフレクター(反射板)が入っているのですが、黒文字盤には入ってないそうです…カザピ氏はムーブメントの開発に関わり、文字盤のことはわからないらしいので、「私にはわからないけど、文字盤担当がそうしてるの、なんでなのかしらね」と言ったとか、言わなかったとか…

そんな感じでTAGホイヤーは目に見えない部分や開発段階でもわかるように、非常に多くの手間をかけてより良い時計を日々開発しています。

よくお客様から「タグホイヤー高くなったよねー」「昔はめちゃ安かったのに」と声をいただきます…

ただし、私は声を大にして言いたい!!!!

「確かにタグホイヤーの価格は上がっています!値上がり感は否めませんが、価格以上の見えないこだわりが詰まっています!!!」ということ

意味なく、値段を上げているわけでもなく、使いやすさやユーザー目線の開発をしており、それで価格を抑えているのは非常に企業努力を感じております。

TAGホイヤーのトップであるアルノー氏も

「時計の大半は一生ものの時計。何年もその人の時計になる。そのような人たちが私たちのターゲット」と言っており、

「時計を購入するときに長持ちすること、時代遅れにならず、価値を維持することに安心感を」という思いから新しいデザインや技術に投資をしています。

これだけこだわりが詰まっているのであればそりゃ価格は上がってしまいますよね…

そんなものづくりの本気と、F1公式タイムキーパー復活が合わさったTAGホイヤーの本気のF1がこの時計にたくさん詰まっています!!!!

…おっと、本日も語りだして長くなってしまいました…

ちなみにこのカラーのF1に限り、小林時計店で実機をご覧いただくことはできますが、希少品の為、オーダー対応とさせていただきます…

全国でも品薄状態になっていますが、ぜひ皆様、気になる方はお早めにお問い合わせいただければ幸いです!!!

お問い合わせフォームから「熊谷のF1ブログ見たよー、あの時計気になります!」と送っていただけますとめっちゃ喜んで返信させていただきます!!

実機をご覧になりたい方はぜひ小林時計店にお越しください!!!!