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「時計のストラップに8万!?高っ!!」私は先日までそう思っていました…松下庵オーダーストラップの会 ご報告

スタッフブログ

みなさんこんにちは、こんばんは

本日のブログはかなり長く、非常に暑苦しくなります。

途中で読み止めてしまうと少し誤解する内容になるのですが、まずは一言…

「非常に大好評で多くのお客様が笑顔になった大成功のイベントになったということ」を真っ先に伝えておきます!!!

8月23日、24日の2日間、松下庵のストラップオーダー会・ボストン&リオールズのシューシャインイベントを行いました!

そして今回は様々な縁とタイミングと思いが一致し、約12年ぶりに小林時計店で松下庵オーダーストラップイベントを開催することとなりまして…

前々からオーダーストラップに興味はありましたが、私まだまだストラップに関しては当時素人に毛が生えたレベルでしか知らなかったため弊社スタッフ 土井さんに事前にストラップの質問をしておりました。

そのまとめブログが こちら

以前はタイトル通り「時計のストラップに10万近く出すなんて高すぎる」というのが正直な気持ちでありました。

土井さんから話を聞くと「小さいパーツではあるが非常に多くの工程が入り、手間がかかっている。子供服が意外と大人の値段と変わらないこと」ということは十分理解しておりました。

そして迎えた8月23日、24日の2日間…松下庵オーダーストラップイベント

結果的に多くのお客様にご来店いただき、しかも松下庵のリピーターが約2割もご来店いただいたイベントとなりました。

そしてこのイベントが終わったころと同時に理由がわかりました

なぜこれほどまでに松下庵リピーターが、わざわざ「松下庵で」ストラップをオーダーするのか

①高品質な素材と一流の技術で松下さん本人が製作していること

②自由な発想で常識にとらわれないオーダーも可能であり、ほとんどの要望をかなえてくれること

③松下さん自身の情熱と思いと人柄

この3つがすべて完璧にそろっているから松下庵でストラップをオーダーする人が非常に多くいらっしゃることに気づかされました

こちらが松下庵 代表取締役社長の松下さんです。

【①高品質な素材と一流の技術で松下さん本人が製作していること】について

使用する素材も松下さん自身が現地に出向き、直接素材に触れ、本当に納得したものしか使わないこだわり

革の染に関しても手を抜かず、手染めで手間を惜しまずに作業をされます。

ストラップの形にカットする作業も松下さんが行います。

実際にお客様から「どんな雰囲気にしたいのか」「どのように見られたいのか」のイメージをヒアリングし、お客様の思いをしっかり受け止めて製作し、ストラップを通じて思いを込めていきます。

【②自由な発想で常識にとらわれないオーダーも可能であり、ほとんどの要望をかなえてくれること】について

今回特徴的だったエピソードとして2つ…

1つ目はお客様が来店した際に

「他のお店で要望を伝えたけども、無難なカラーリングしかおすすめをしてくれなくてオーダーせずに帰った。そしてその足で小林時計店に来た」という非常におしゃれなお客様

どうしてもお店のスタッフとしては失敗したくない思いが強く、レザーとステッチの色は同色にしたり、無難な色にしがちです。

しかし松下さんは「面白い!やってみましょう!」「こんなカラーはどうですか!!」と終始ニッコニコで提案。

そしてその配色・デザインがバツグンによく、純正以上におしゃれに決まるのが経験値とセンスの良さが際立っていました!!

お客様も笑顔でオーダーし、お店を後にしました。

2人目のお客様はすでに松下庵で何本もリピートしているお客様

「もう松下さんは僕の好みを知り尽くしていますからね、いい感じに作ってください!」とのオーダー

注文用紙には「おすすめで製作」と書かれており、私は衝撃を受けました。

お客様が松下さんに対する信頼感がすごすぎる…

あとは全体的に元のイメージにとらわれない自由な発想からストラップをコーディネートしていくのが魅力的でした

私のお客様でオーダーではなく、既製品のストラップをお求め頂いたお客様の装着例ですがどれもカッコよく、かわいく、おしゃれに決まっています。

【③松下さん自身の情熱と思いと人柄】について

こちらに関しては写真からも伝わってくる松下さんの人柄の良さですね…

一度話していただければ絶対にわかっていただけます。

「お客様に喜んでもらいたい、ストラップにかける情熱を聞いてほしい」

そんな思いがバンバンに伝わってきます。

何度も言いますが、素材の重さに対しての価格は確かに高い、でもそこには見えない技術と松下さんの思いが詰まっており、小さなストラップに大きな情熱と使用する人には気づかせない思いやりや技が沢山こもっています。

※製作工程などについては前回のブログをご覧ください 

その魅力に気づいた松下庵リピーターのお客様たちが「わざわざ」松下さんを求めて全国各地から浅草にやってくるとのこと

正規店で時計を購入したそのままの足で松下庵にかけこむことがよくあるらしいです。

車を納車して早速ホイールを変えるような感覚、スマホカバーを選ぶような感覚に近いかもしれません。

今回も東京でオーダーをして納品まちのお客様が小林時計店に「わざわざ」来店し、他の所有している時計にオーダーをしているお客様が実際にいらっしゃいました。

そして無事多くのお客様に喜んでいただけた2日間が終わり、松下さんにインスタからメッセージを送りました。

熊「この二日間、お客様、松下さん、小林時計店、すべての人が満足していたイベントになりました!ありがとうございます!!」

その返信が

「本当の笑顔を見せるときは完成したストラップをお渡しするときです。1本1本すべて心を込めて製作します」

本当にこの返信に痺れました、最高です。

今回オーダーいただいた方、納品まで毎日ワクワクしてお待ちください!!!

ちなみに私は、このイベントで様々な理由からオーダーする気は無かったのですが…

(カルティエ サントスは専用設計になっていること、ノルケイン フリーダムはブランドの思想に反するためラバーで使用したいこと、ピアジェ アルティプラノは純正のネイビーが100点でそれ以外は似合わないこと)

2日目の昼過ぎに松下さんがこっそり持ってきていた原皮があり、眺めていると…見たこともないカラーのクロコにハートを射抜かれ、いや、ハートをめった刺しにされたような衝撃のカラーを見つけてしまい「誰にも気づかれないように」オーダーをしていました…

※正直スタッフにも言っておらず、お客様にも黙っていました…すみません

そして装着予定の時計がピアジェ アルティプラノ用だということ!!!

もちろん、オーダー方法は「松下さんのお任せで!!!」です!!!

お客様、スタッフの皆様、納品までお楽しみを!!!出来上がりましたらこちらで自慢します。

そして2日目夕方、松下さんからお近づきの印として墨染め花形ピンブローチをいただきました。

※こっそりオーダーしたので、私だけにこっそりくれたのに、ここで書いちゃうとこっそりじゃない…まぁ次の出勤からジャケットのフラワーホールに着けるので隠しきれないのですここでオープンにしちゃいますが…

もう私も松下さんのファンになってしまいました!!!

松下さん、1年後、またイベントやりましょう!!!!

お客様、1年後、またイベントやります!!!!(きっとね、いや、絶対)

本当に2日間ありがとうございました!!!

あ、あとそうだ…

毎回靴磨きのイベントで来ているボストン&リオールズの吉富さんが今回「こっそり」靴を持ってきていただいており、

吉「熊谷さん、この靴というか、この革、ジョンロブで使用されるミュージアムカーフを使用しているオリエンタルの靴なんですが、かっこいいんですよ~」

と言われ、こちらもハートをめった刺しにされたような衝撃…

そして実は今回松下庵イベントで来店されたお客様が気に入っていただき1足お求め頂いたときに履いている姿を見ていた私…

熊「(心の声)いや、めちゃめちゃよくね!?」

となっており、2日目の朝に

熊「吉富さん、あの靴買います(小声)」と言っておりました

時計の納品も待っている状態なのに、、、

引っ越ししてからひどいくらいに財布のひもが緩いというか、開きっぱなしになっている…

来月からぎっちり財布のひもを絞めて節約します…

あー楽しみが沢山、嬉しいが沢山です!!!(*´艸`*)

ということで今回の超長文ブログ、過去最長ブログこれにて終了です!!!

松下さん、吉富さん、2日間大変お世話になりました!

そして多くのお客様、ご来店いただきありがとうございます!!!