10月に引き続き11月もカシオの新製品が熱い!その1
松本2025.10.31
2025.11.01
スタッフブログ
みなさんこんにちは、こんばんは
最近はうれしいことに忙しすぎてブログを書く前にバタンキューだった熊谷です。
そして書きたいことがたくさんあるのですが、直近の2連休でいっぱい寝たのでこれから更新頑張っていきます!
さて今回は先日ブログでもすこー---し紹介をしていた新商品についてです
MRGのスペシャルモデルなんですが、実は新商品勉強会というのがそのMRGを学ぶために行っていたんですね
MR-Gのプロデューサーである、カシオのめちゃめちゃすごい人、石坂様に話を直接聞いてきました!!
そして今回のスペシャルモデルについて裏話も聞いてきたためここで紹介をさせていただきます。
そもそもMRGについてあまりここでお話をしていなかったのですが、
Gショックの最高峰として美しい強さを追求したシリーズであるということ
そしてデザインの多くが日本の技術などを取り入れ「戦国時代」をテーマにしたものや、日本古来の色、日本の最高峰の職人技を取り入れたモデルが多数発表されています。(勝色、赤備えなど)
スペシャルモデルの多くは甲冑や刀、本来時計には採り入れない超一流の技法・職人技を採用したモデルが存在します。

そして本題、こちらが新製品のMRG-B2000KT
まず第一印象から「めちゃ凄いオーラを放っているなぁ…」と
そして今回のテーマは【鍔(つば)】

剣道や殺陣などに詳しい方は説明不要の道具ですが、刀に装着している丸いやつです
その鍔は世界で見ても日本刀と同じく美術品としての評価が非常に高いものとなっています!
※刀剣乱舞などが好きな女子もなじみが深いのかもしれません…
丸い小さな道具ですが、限られた職人が作るとなると非常に高額なものが多いです
その鍔ををベゼルに落とし込んだのが今回のMRG-B2000KT
限定800本の特別モデルではありますが、MRGの限定品は大体すぐに完売してしまうことが多く、一定の時間を過ぎたあたりから小林時計店にも全国から問い合わせが非常に多いシリーズになっています。


その鍔を現代の名工にも選ばれる彫金師 小林正雄氏が手作業で彫を入れていきます。
そして鐵色と呼ばれる金属を焼いたときに出る青緑色を再現しており、非常に手間がかかっています!
ちなみにこの小林さん、元々本業が非常に忙しい方なのですが、石坂さん曰く、「MRGのお話をしたときに『楽しそうですね!』と新しいことに意欲を示すお方で、半年カシオ依頼のお仕事で契約をしているんですよね」とのこと
まぁ、なんというか、新しいことにわくわくして取り組んでいただけるのも小林さんの人柄が出ているように感じます


そんなすごい小林さんが手がけたベゼルがこちら
もう何というか、説明が要らないというか…最高にかっこいいんですよね、この緻密な鳳凰を彫金する技術はさすがというか「手彫りを疑ってしまうほどの細かさ」というか…
このため息が出るほどの鳳凰彫金を小林さん一人で手掛けているということなので高額になるのも仕方ないというか、手間を考えると、そんな価格に抑えてもいいの!?と思ってしまいます。
ちなみに生産本数は800本ですが、もちろん作業をする中で失敗もあるでしょうし、修理のときに対応ができるよう、ストックのベゼルもいくつかあるそうなので、実際には何個くらい彫金を加えたのだろう…と気が遠くなりそうです…

あとはこの重厚感のある彫については以前も月山というスペシャルモデルがありましたが、その加工とは一味違い肉合彫り(ししあいぼり)という深く掘り下げ、文様を浮き彫りに見せる彫金技術を採用しています。
より立体的に見えるような彫り方なんですね…ふむふむ

あとはケースの青緑がかった鐵色に合わせ、エメラルドセットビスも配置してあります。
そこもまた高級感を漂わせ、只者じゃない感がバンバンに伝わってきます。
ラバーも付け心地を考慮し単なるラバーではなくて耐久性の高いデュラソフトバンドを採用しているのも今回の特徴
とまぁ、いろいろ石坂さんから話を聞いていると「MRGってこの価格で作るの難しくね!?」というのが勉強会終わりの私の感想です
直接話を聞くとやはり欲しくなっちゃうのが時計販売員の悩みどころ…誰よりも時計の魅力を感じていますからね
これからの時期には重衣料に合わせ、ダウンやミリタリーアウターなんかと合わせたいなーと感じました。絶対最高にかっこいい!!!
というわけで激推しMRG 鐵鍔、お問い合わせをお待ちしております。
今回も即完売の予感がしていますので、気になる方はお早めにお問い合わせください。
「熊谷さん、ついにMRGもいっちゃいますか!?〇日来店します!!」と問い合わせフォームからいただけますと出勤調整してでも応対させていただきます!!
ぜひ多くのお客様に感じていただきたい日本の職人技
小林時計店でお待ちしています!!!