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洗練されたクロノマットの意匠。アイスブルー文字盤が美しいブライトリングの新作「クロノマット B31 オートマチック40」が入荷!

ブライトリング

小林時計店の時計技術者兼Web担当の土井です。前回の投稿から半月ほど経過してしまいましたが、その間に皆様にご紹介したい時計が山ほど溜まっておりまして……今回は私が個人的にも欲しいと思っている”推し色”の文字盤がとても美しい1本をご紹介いたします。

それがこちら。ブライトリングの2026年春に披露された新作「クロノマット B31 オートマチック40」のアイスブルー文字盤モデル(品番:PB3114101C1A1)です。

↑ブライトリング「クロノマット B31 オートマチック40」品番:PB3114101C1A1
ステンレススティール製ケース×プラチナ製ベゼル(直径40mm、厚さ10.99mm)。200m防水。自動巻き(自社製Cal.B31)、パワーリザーブ約78時間。133万1000円(税込み・2026年9月現在)。1本のみ即納可能在庫あり(ブログ投稿時点)。

今年コレクションを通じて大きく刷新されたクロノマットコレクションですが、皆様はどのような印象を受けましたでしょうか?デザインの好みの問題ですので意見は分かれてくるところかと思いますが、私個人的に浮かんできた言葉は”洗練”でした。

その言葉が指すのは、よりユーザビリティを意識した設計に改められたということ。クロノグラフでも3針モデルであってもミドルケースの厚みがこれまでより抑えられ、ケースとブレスレットをシームレスにつなぐラグレス仕様になったことで装着感が向上し、さらに新設計のブレスレットはバックル部分に微調整機構が加わったことでもより便利になりました。

↑これまでのクロノマットとは大きく印象の異なる新作40mmモデル。クロノマットらしい意匠をさりげなく残しながら、スムースな造形美を持っています。

アイコニックな回転ベゼルの意匠を残しつつも、ベゼル側面に留められた複数のネジを廃止し、表面のライダータブの高さを抑えゴツゴツとした立体感を控えめにすることで、クロノマットは洗練されたラグジュアリースポーツウォッチという立ち位置へ変化しました。

本作が含まれるケース直径40mmのモデルに関しては、以前の40mmモデルにはあったGMT機能が省かれて純粋な3針(+デイト機能)仕様となりました。最も薄型化の恩恵を受けたのはこの40㎜モデルで、その理由は搭載するムーブメントを完全刷新したことにあります。

GMTモデルの汎用機をベースとしたそれなりに厚みのあるものから、今作ではブライトリングが2025年から新規導入した「キャリバーB31」という3針用薄型ムーブメントになりました。実際に、ケース厚はGMTモデルの11.77mmから10.99mmへ薄型化。特に裏蓋側の膨らみが抑えられたことで、ケースが浮いてしまう印象がなく腕乗りが良くなっています。

↑透明感のある美しいアイスブルー文字盤。センターから筋目が広がるサンレイ仕上げを施し、アイスブルーのメッキをかけ、その上から厚めのクリアラッカー塗装を行うことで透明感と奥行きを生み出しています。

また文字盤のアイスブルーが示すのは、本作のベゼルがプラチナ製であることです。ステンレススチールに比べて白っぽく明るい光を反射するプラチナは、時計の世界でも特別なモデルにしか使用されない貴金属。このプラチナ特有の輝きと色味がアイスブルーカラーとの相性が良いことから採用されたのでしょう。写真だけでは色味や質感は伝わりにくいので、ぜひとも店頭で実機をご覧いただきたい部分です。

↑スリムになったケースの造形を斜め横からのアングルで。特にミドルケースの厚みを抑えたことで視覚的にも薄くなったことがお分かりいただけるはずです。サイドに設けられたリュウズガードやベゼル表面のライダータブの出っ張り方も控えめな印象です。

2000年代にヒットした”デカ厚”時計の金字塔、クロノマット エボリューションの印象が今でも色濃く残るブライトリング。ケース全面にポリッシュを施して煌びやかだったあの頃から、時計の設計・デザイン思想を大きく変化させ時代に合わせて高級時計のあり方を提案するというのも、またブライトリングというブランドなのです。ケース表面のサテンとポリッシュなどの仕上げの使い分けは、今の時代だからこそ通用する高いクオリティで仕上げられています。

↑前述したように薄型化に貢献した自社製キャリバーB31は、シースルーバックになった裏蓋から観賞することができます。熟成された基幹キャリバーであるB01の設計を一部取り入れることで、日付の変更禁止時間帯が無いことと、およそ78時間ものロングパワーリザーブを実現しました。またブライトリングの3針ムーブメントとして初となる「フリースプラング式」のテンプを採用しており、安定した精度と耐衝撃性を維持します。

そしてクロノマット最大の特徴は、実用性の高さでしょう。1983年にイタリア空軍のアクロバットチーム「フレッチェ・トリコローリ」の公式クロノグラフとなった際に、実用性と耐久性に特化したコレクションとしての立ち位置を確立しました。パイロットウォッチというルーツを持ちながらも、100m以上という高い防水性能を保持し、当時から異端だった耐久性に優れるルーローブレスレットを装着した、まさに万能時計。

薄く控えめなサイズとなった本作においてもその防水性能は200mを維持しており、まさにダイバーズウォッチ並み。アイコニックなルーローブレスレットにはバックル部分に微調整機構を搭載します。ブライトリングにしか作ることのできない、死角なしのオールマイティ・ウォッチが本作「クロノマット B31 オートマチック40」なのです。

…さて、ここでご紹介したアイスブルー文字盤モデルは、本ブログ投稿時点(9月29日)で小倉本店に1本のみ在庫がございます。ブライトリング公式サイトでも現在プレオーダー扱いとなっており、ブティックであっても全国的に即納できる現品が非常に少ない状態です。ぜひお探しの方は遠方からでもお気軽にお問い合わせくださいませ。土井のX(@doi_kobayashi)のDM等でも大歓迎です!

最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた!

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