SIHH ジュネーブサロン 2018 ピアジェ
1月は時計メーカーが続々とその年の新作を発表する季節。
今年もやってまいりました、SIHH ジュネーブサロン2018。
当店にもスイス ジュネーブより、続々と新作の情報がアップされてきております。
まずはピアジェから。
現代のピアジェを代表するモデルと言えば「アルティプラノ」。
薄型時計の代名詞ともいえるこのモデルは、昨年ブルガリに機械式時計ムーブメント最薄の座を奪われてしまいました。
しかし、薄型ムーブメントはピアジェのプライドそのもの。必ずリベンジしてくると思っていました。
アルティプラノ アルティメート・コンセプト41mm
「World’s thinnest mechanical hand wound watch 2.0mm」
「世界最薄2.0mmの機械式手巻き時計」
2.0mm・・・汗
ムーブメントの厚みが2mmではなく、時計自体の厚みが2mmです。
ピアジェは薄型ムーブメントを作ることは、コンプリケーションムーブメントを作ることよりも難しいという考えを持っていますから、ここはこだわりを持っているところなのでしょう。
時計のフェイス側から見て取れる、ムーブメントの輪列とテンプ。
香箱より少し大きいぐらいの文字板・・・この時計はこの薄型ムーブメントが主役です!とでも言っているような主張をしています。
このモデルを作るためにピアジェは5つの特許を取得し、素材としてもコバルト合金を使うなど、今までにない取り組みをしています。
あくまでもコンセプトモデルではありますが、この技術がいつか市販商品に生かされてくることでしょう。
ピアジェの薄型時計と言えば、世界最薄の機械式時計900pですが、今年はその900pが自動巻モデル910pとなって、世界最薄自動巻き時計の冠を背負っての登場です。
正面から見たところ900pからあまり変わっていません。薄型自動巻きモデルにありがちなマイクロローターも見当たらず・・。
実はこれベゼルの内側にある黒く見えるリングがローターとして動作することにより、ゼンマイを巻き上げます。
900pの機械的な美しさをそのままに、独創的な自動巻機構を追加、厚みも最小限に抑える・・・ピアジェらしいこだわりといえると思います。
人気のスポーツモデル、ポロSにも新作が。
この青い文字板のクロノグラフモデルはいいですね。
清潔感のあるブルー文字板とブルーに彩色されたクロコダイルストラップ。
確実に人気が出ると思われます。
また、新たに18Kゴールドケースモデルが設定され、よりラグジュアリースポーツの雰囲気を強くしたモデルも。
レディースモデルにも気になるモデルが・・・。
ポセッションの新作です。
今まで18Kゴールドモデルしかなかったポセッションですが、このモデルではステンレススティールケースが新採用。今まで以上にお求めやすいモデルとなりそうです。
従来のモデルにも合った、ワンタッチストラップチェンジはこのモデルでも健在。
ピアジェらしいシンプルで、可愛らしさも感じられるレディースウォッチですね。
今回、SIHH会場でもかなりの話題をさらっていたというピアジェ。
まずは、速報という形でお送りいたしました。
実物を見るのが非常に楽しみです!
公式ホームページによると、これらのモデルは春以降順次日本に入荷するとか・・・
当店に並ぶのは、夏くらいかな?
まだ、先の話ではありますが、入荷したらまたお知らせしますね!