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ブライトリングのトゥールビヨン百花繚乱。激レアな複雑機構搭載モデルが2週間限定で入荷!

ブライトリング

先日の大分出張ぶりの投稿になります、小林時計店の時計技術者兼Web担当の土井です。IWCの”オールブラック”ポルトギーゼに沸いていた矢先、またもや激レアなモデルが小倉本店に期間限定で入荷しましたので、これは急いでご紹介せねば!と思った次第でございます。

今回ご紹介したいのはブライトリングです。ちょっと珍しい程度ではありません。大都市のブティックでも滅多に店頭に並ぶことの少ない、トゥールビヨンを搭載した特別な4本のモデルのご来臨。こんな機会はなかろうと、気合を入れて撮影しましたので、素晴らしい仕上げを写真でご堪能いただければ幸いです。

まず1本目はこちら。

・「プレミエ B21 クロノグラフ トゥールビヨン 42 ガストン・ブライトリング」

2022年に発表された本作は、ブライトリングを設立したレオン・ブライトリングの意志を継いだ、2代目のガストン・ブライトリングにオマージュを捧げた特別モデル。ケースは18Kホワイトゴールド製で、手に取った際の重厚感から只者ではないと感じさせてくれます。

最大のトピックは、やはり複雑機能のひとつである「トゥールビヨン」と「クロノグラフ」をどちらも搭載していること。本作のムーブメント Cal.B21は、シチズンの傘下に入ったことでも知られるスイスのムーブメントサプライヤー、ラ・ジュー・ペレとブライトリングによって共同開発されたもの。複雑機構であっても、あくまで実用的でなければならない、というブライトリングらしい設計思想が見事に反映されたムーブメントで、COSC認定クロノメーターを取得しています。

3大複雑機構のひとつとして認知され、その動きの精巧さからもファンが多いトゥールビヨン。往復運動をするテンプやアンクル、ガンギ車をはじめとする「脱進機」を構成する部分をケージ(=キャリッジ)に格納して常に回転させることで、精度を左右する重力の影響を解消することを目的とした機構です。

このトゥールビヨンを12時位置に配した珍しいレイアウトとなっており、ボールベアリングを用いた近年流行りの”フライング”方式ではなく、上部にもブリッジを設けて軸を保持する古典的な方式を採用しています。これは本作のトゥールビヨンがあくまで飾りではなく、クロノグラフの精度を司る実用的なメカニズムであるという意志があるのでしょう。キャリッジは1分間に1回転し、毎時2万8800振動となかなかにハイビート。1秒間に8回の滑らかな回転運動を見せてくれます。

クロノグラフは60分と60秒の積算が可能なシンプルな配置で、トゥールビヨンの開口部を含めて左右対称の美しいレイアウト。コラムホイールを用いた水平クラッチ方式のものを採用し、ブルーにペイントされたコラムホイールの動きを裏蓋側から観賞することが可能です。また自動巻きのローターは22Kゴールド製で、金無垢モデルにのみ採用された贅沢仕様。高い巻き上げ効率を実現してくれます。

裏蓋側から見たトゥールビヨン部分にフォーカス。ブライトリングのムーブメントはあくまで実用機として設計されるため、仕上げに関しては控えめだったりする中、このCal.B21はちょっと違います。歯車の表面にはヘアラインが入れられ、キャリッジの軸を支えるブリッジ部分には面取りが施されています。基本的には工作機械によるダイヤモンドカットでスパッと面取りされることが多いのですが、面取り部分が丸みを帯びた形状であることから、ここは人の手で仕上げられているのだと推測されます。

本作の価格は975万7000円(税込み)。18Kホワイトゴールドケースにトゥールビヨン・クロノグラフ・自動巻きという要素を詰め込んでいながら1000万円を切るプライスタグをつけるのは、さすがブライトリングというべきでしょうか。(このあたりになってくると感覚が麻痺してしまい、高いのかお得なのか分からなくなってくるので、その判断は個人の自由というべきでしょうね…。)

さて、続いてご紹介するのはこの3本。「トップタイム B21 クラシックカーズ クロノグラフ トゥールビヨン」。なんとこの3本がまさに今、小倉本店の店頭に勢揃いしているのです。こちらはお値段 各727万1000円(税込み)。

本シリーズは、アメリカの名車として知られるフォード マスタング、シェルビー コブラ、シボレー コルベットの3台を称えるトップタイムの特別モデルとして2023年に発表されたものです。前述した「プレミエ B21 クロノグラフ トゥールビヨン 42 ガストン・ブライトリング」で搭載されたCal.B21を採用することで、トップタイムコレクションとして初めてトゥールビヨンを載せたモデル群となりました。

同じムーブメント(トゥールビヨンブリッジ・自動巻きローターは仕様違い)を用いながらも、ドレス寄りのプレミエとは全く異なるクラシカルかつスポーティなデザインで仕上げられたこちらの3本。ケース素材や文字盤カラーなど、それぞれが名車をイメージした仕様になっています。

・「トップタイム B21 フォード マスタング」

唯一ブロンズケースを採用するのはフォード マスタングモデル。1964年から1974年まで製造された初代マスタングのボディカラーをイメージしたという文字盤は、縦筋目が入った光沢のあるグリーンが特徴です。ケースの色味に合わせて針やインデックスをゴールド系にすることで雰囲気を統一し、ヴィンテージな雰囲気に仕上げられています。

・「トップタイム B21 シェルビー コブラ」

シックなブラックセラミック製ケースとブルー文字盤を採用するシェルビー コブラモデル。ル・マン レースの優勝者であるキャロル・シェルビーが1962年に開発したマシンのボディカラーをイメージしたそうで、発色が控えめで濃いネイビーブルーのマットな仕上げが特徴です。ケースの裏蓋とリュウズ、ブッシュボタンは軽量なチタン製となっています。

・「トップタイム B21 シボレー コルベット」

他とは一層異なる雰囲気を漂わせるのはシボレー コルベットモデル。ブラックセラミック製ケースを採用する点はシェルビー コブラモデルと共通ですが、本作は唯一木製(ウォールナット)の文字盤となっているのです。これはコルベットのステアリングやダッシュボードをイメージしたもので、個体ごとに異なる木目模様を楽しむことができます。”丸角”型の積算計も相まって、まさにヴィンテージカーの計器類のようです。

…いかがでしたでしょうか?通常のブライトリングには搭載されないトゥールビヨンを載せたモデルが小倉に4本も集うことは滅多にありません。肝心の展示販売期間ですが、本日(3月9日)より23日までの2週間となっております。

ぜひともこの機会にレアモデルの数々を小倉本店にてご堪能ください。もちろん、本作を探されている遠方のお客様もお気軽にお問い合わせください。私のX @doi_kobayashi のDM等でもお気軽にどうぞ!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた!

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