MR-Gを芸術作品に昇華させた「MRG-B2100HR-1AJR」裕人礫翔氏が”プラチナ箔”を施した限定モデルの魅力をご紹介
土井2026.10.23
2026.10.24
ジー・ショック
小林時計店の時計技術者兼Web担当の土井です。今回は私が個人的に欲しい、次の購入候補になっている新作をご紹介いたします。いまSNSでも大きな話題となっているカシオのあのモデルです。
それがこちら。G-SHOCKから新たに登場した”フルアナログ”の新シリーズ「2500 Series」。フルメタルモデル(ブラック・ブルーグレーの2型)は4万9500円(税込み)、ラバーストラップ仕様(ブラック・シルバー・ゴールドの3型)モデルは3万7400円(税込み)。11月7日発売で、小林時計店ではご予約受付中です。

革新的な壊れないデジタル腕時計として始まったG-SHOCKではありますが、近年ではデジタル液晶により時刻表示のみならず、視認性の面からも物理的な針を用いたアナログ表示が市場で評価され、展開されるモデルも増えています。2019年に登場し8角形のベゼルが印象的な「2100 Series」が新世代のG-SHOCKブランドを牽引し、今もトップクラスの人気を誇っています。
2100シリーズは所謂”アナデジ”仕様。時分針と、曜日や機能を指す副針、それに日付や秒、その他文字列などを表示する小型液晶で構成されています。それに対し今回の「2500 Series」は”フルアナログ”をテーマにデジタル液晶を除き、さらにシンプルなステンレス製アナログウォッチに仕立て上げました。

本シリーズ誕生の経緯は次の通り。「G-SHOCKの初代モデルDW-5000Cを、今の時代に純粋なアナログ表現で再解釈したら、どのような価値が生まれるのか」という問いに対する答え、なのだそうです。そしてデザインコンセプトは「Depth in Shadow」。「時刻を読むという本質」と 「削ぎ落とされた機能美」を追求してデザインされているといいます。
確かに本シリーズの写真をひと目見た時、やはりシンプルさが特に際立っていると感じました。初号機から続く角型フォルムを受け継ぎながらも、ケースや文字盤の枠が描くラインは直線的なものから曲線を多用したものに変化しています。各所の曲面がもたらすのは、光の当たり方によって連続的なグラデーションが生まれる陰影。文字盤とそれに取り付けられたインデックスは、エッジの立ったシャープな筋目仕上げを表面に入れることで、高い視認性とともに洗練された印象を受けるはずです。

文字盤上の表示は時分針と9時位置のスモールセコンド、3時位置の日付と実にシンプル。しかしカシオは見た目だけの機能では収めません。3マス表示の日付窓に隠されているのは、「マルチミッションデイト」と名付けられた新機能。日付表示に加えストップウオッチの計測した「分」表示、カレンダー各種設定時の情報を表示するなど、機能に応じた内容を表すことができます。大の月・小の月・うるう年などを自動で認識する、日付修正の必要がない「フルオートカレンダー」となっており、このカレンダー設定時にも年・月・日の設定時に3マス表示の日付窓が用いられるのだそう。

そして、これまでG-SHOCKにこんなにすっきりとしたスモールセコンドがついたことがあったでしょうか。この秒針は、ストップ・再スタートができるスリープ機能を搭載。秒針を動かす必要がなく消費電力を抑えたいときには、任意に秒針を停止させることが可能とのこと。ソーラーセルを搭載していない代わりに、このような電池寿命を延長するための工夫がなされているのです。

シンプルなアナログ仕様ながらも、カシオらしく機能性に妥協無く設計されたタフネスウォッチ、新生「2500 Series」。非常に魅力的だと思うばかりですが、実は私、まだ実機を見ておりません!ただその分、期待は大きいです。実機が到着しましたら、改めてブログでご紹介したいと思っております。
また冒頭でも書きましたが小林時計店では現在本シリーズご予約受付中でございます。気になるけど他所では予約していない、というご遠方の方でもお気軽にお問い合わせくださいませ。土井のXアカウント(@doi_kobayashi)のDM等でも大歓迎です!
今回は手短になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた!