本日と明日、福岡市のアクロス福岡地階のイベントスペースで、毎年恒例のブライトリング　メンバーズサロンが開催されます。私の担当している御客様も、明日は大勢ご来場の予定です。本来ならば会場に入り、ご来場されるお客様にご挨拶しなければならないのですが、会場入りするスタッフが多く店頭での接客に当たるスタッフの人数が足らなくなりそうですので、今回メンバーズサロンの会場には入るのを取りやめました。

メンバーズサロンには参加したかったなあと、心から残念に思うデブ、メタボ溝正です。

小林時計店では、スイスを代表する高級時計ブランド『ＰＩＡＧＥＴ（ピアジェ）』の取り扱いをいたしております。

ＰＩＡＧＥＴ（ピアジェ）という時計ブランドについて、正しい知識をお持ちのお客様が少ないように感じております。多くのお客様は、ジュエリーブランドが時計を製造しているように思っていらっしゃるようです。

実際には１８７４年から、時計エスケープメントを製造し様々な時計メーカーに供給するマニュファクチュールとして存在しておりました。１９２０年当時には、多くの時計メーカーに対してムーブメントを供給するマニュファクチュールとして、時計業界には広く知られておりました。

１９４３年、ケースや針、文字盤等の外装部品をも自社製造する技術と設備を手に入れ、『ＰＩＡＧＥＴ』は正式に商標登録されオリジナルの時計を世に送り出すに至りました。

１９５７年、ＰＩＡＧＥＴを代表するシリーズが誕生しました。当時の市場において、最も薄くエレガントな紳士用腕時計として、アルティプラノの販売が開始されました。

このモデルは大人気となり、発表以来６０年間、ＰＩＡＧＥＴとスイス時計業界を代表する極薄時計として、世界中の多くの時計ファンに愛され続けてきました。

今年６０周年を迎えたアルティプラノのシリーズから６０周年記念モデルとして、ピアジェブルーの文字盤が印象的な、４３ミリ自動巻きモデルと３８ミリ手巻きモデルが発売されました。今回掲載した写真は、３８ミリ手巻きモデル　アルティプラノGOA４２１０７の写真です。

このモデルに搭載されているムーブメントは、ＰＩＡＧＥＴが得意とする極薄手巻きムーブメントの中でも特に信頼性の高い４３０Ｐ（１９９８年より出荷）です。

この限定モデルのムーブメントは、厚さは僅か２．１ミリ、ケースの厚さは６ミリしかありません。ケースの形状は一見シンプルですが、サファイアガラス製の風防のカーブや、ベゼルの幅や傾斜角度、ラグの太さや長さ、取り付け角度まで徹底的の研究し尽くして作り上げられています。更に、全てのパーツは最高の職人の手で仕上げられ、見た目に美しく、装着時の快適さを併せ持つ、ＰＩＡＧＥＴの代表モデル　アルティプラノ６０周年限定モデルに相応しい仕上がりです。

この限定モデルの文字盤のデザインは、１９５７年当時のアルティプラノのデザインを取り込んでいます。アップライトの少し長めのインデックス（現行の通常モデルはプリントインデックス）、文字盤を４分割している十字の線など、１９５７年モデルをイメージさせるデザインが施されています。本当に美しい仕上がりです。

ＡＬＴＩＰＬＡＮＯ　GOA４２１０７

価格￥２，０７９，０００円（消費税込み）

Ｋ１８ＷＧケース（ケース径３８ミリ、厚さ６ミリ）

手巻き（４３０Ｐ、１８石、２１，６００/ｈ、パワーリザーブ約４３時間、径２０．５ミリ、厚さ２．１ミリ）

アルディロンバックル付きブルーアリゲーターストラップ

３気圧防水

限定４６０本

現在、この希少な限定モデルが小林時計店の店頭に展示されております。是非とも小林時計店の店頭で、美しい仕上がりと装着性をご確認になってください。御興味をお持ちのお客様の御来店、お問い合わせをお待ちいたしております。

出来る限り多くのお客様に、ＰＩＡＧＥＴ（ピアジェ）の時計の素晴らしさをお伝えしたいと願いつつ、本日はここまで。