ボーム&メルシェ クリフトン ボーマティック 10468 の画像
かなり強い雨が、昨日からずっと続いています。私共の社長の話では、小倉の街の中を流れている紫川の水位も相当上昇しているらしいです。何事も起こらないで欲しいと願うOne Third Stomach溝正です。
ボーム&メルシェという時計メーカーは、1830年にスイスのジュラ地方で、ルイ=ヴィクトールとセレスタン・ボーム兄弟が時計工房を開いたところから始まりました。誠実な姿勢で時計製造に取り組み、着実に時計製造メーカーへ成長して行きました。19世紀の末ごろには、トゥールビヨンを搭載した高精度の時計も製造できる超一流の時計工房として、広くその名を知られていました。1918年、ウィリアム・ボームがポールメルシェに出会い、ボーム&メルシェをジュネーブに設立しました。1950年~1960年ごろから、現在使用されているメーカーロゴのギリシャ文字の「Φ(ファイ)」が使用されるようになります。因みに「Φ(ファイ)」は、均衡の意味だそうです。ボーム&メルシェは創業以来、一度も休眠状態になった事が無く、また時計以外の品物の製造をしていない、スイスを代表する老舗時計メーカーの内の一社です。日本国内では、何となくマイナーな時計メーカーのような扱いです。しかし、フランス国内では、美しいデザインの時計を作る時計メーカーとして圧倒的な人気が有ります。
上の写真の美しいし上がりの時計は、現在ボーム&メルシェの時計の中で、最も高い評価と人気を誇るボーム&メルシェの代表モデルです。このクリフトン ボーマティック 10468というモデルは、ボーム&メルシェの自社開発・自社製造の自動巻ムーブメントを搭載しています。搭載されている自動巻Cal.Baumatic BM13ー1975Aは、パワーリザーブは120時間(5日間)、COSC認定クロノメーターを取得している、精度が高く実用的な大変優れたムーブメントです。
文字盤6時位置のインデックスの上の部分に、この時計のセールスポイントとして、『5DAYS-CHRONOMETER』と書き込まれています。文字盤も本当に丁寧に作られています。美しい仕上がりです。
裏蓋はサファイアクリスタル製で、ムーブメントの動きを見る事が出来ます。所有された方だけの楽しみの部分です。ケースの形状やブレスレットの細かな細工など、仔細にご覧いただければ価格以上の価値を感じて頂けると思います。性能の良さだけでなく、使い心地や眺めた時に感じる美しさを味わって頂ける、本当い良い時計です。是非とも手に取って、御客様の目で直にお確かめになって下さい。
Clifton Baumatic 10468
自動巻(Cal.BaumaticB13-1975A 、 28800振動/h、パワーリザーブ120h、COSC認定クロノメーター)
ステンレスケース(ケース径40㎜、厚さ11.1㎜),ステンレスブレスレット、5気圧防水
価格¥385,000円(税込)
明日はお休みをいただきます。朝から病院です。早く体調を戻し、店頭での接客作業で集中力が途切れない様になる事を願いつつ、本日はここまで。